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投資信託は儲からない??
今週のテーマ「投資信託」。儲からないからヤメナサイという専門家もいるようですが、一度考えてみたいと思います。

■投資信託の仕組み

投資信託は、投資家、販売会社、運用会社、管理会社の4者で構成されます。

まず、銀行や証券会社などの販売会社を通じて不特定多数の個人投資家から資金を集め、その資金を運用会社の指図で運用します。そして、その資金の管理を信託銀行が行っています。

ここで1つポイントなんですが、信託銀行では銀行資産と顧客資産を分別して管理しています。(一般銀行は分別していない)だから、管理会社が倒産しても私たちの投資資金はキッチリと守られているのです。

※誤解の無いように・・・元本保証ではありませんよ。

■投資信託のメリット&デメリット?

この商品は、少額の資金で幅広い投資が可能で、分散投資の機能も備え運用はプロが行うという個人投資家にとっては非常にありがたい商品となっています。

そのプロことファンドマネジャーですが、最近ではディスクローズが徹底され運用の責任が明確化されています。つまり、成績の悪いファンドマネージャーは交代させられるという実力の世界で生きている方々です。

とりあえず、良さそうなことを「さらっと」書きましたが、投資信託を購入する上で最も難しいのがその品質評価です。

これは、ベンチマークと実際の運用を比較して運用実績がどうなのか?だけでなく、リターンに対してコストが適正なのか?(コストだけの判断はNG)を含めて検討しなくてはなりません。そして、最も難しいのがファンドの哲学が貫かれているか?です。謳っている投資哲学と実際が異なっていたならば、そのファンドに投資する意味がありませんから。

■日本での投資信託

投資信託という商品は株式のような「短期」・「長期」と使い分けられる商品ではなく、「長期的な資産形成ツール」だという認識が薄いように感じます。アメリカ人は投信が上がると追加購入するそうですが、日本人は解約してしまうそうです。

ここで、ファンドマネージャーの気持ちを考えてみましょう。せっかくファンドが成長し始めているのに解約され、投資資金が引き上げられてしまうと、やりたいように運用できませんよね。そして、それは他の投資家にも迷惑な話です。

このようなケースであれば、個人投資家がファンドの足を引っ張っているといえます。結果、投資信託のパフォーマンスは悪いといわれ、日本の個人投資家の間に根付かないのではないでしょうか?

(参考:日本人の金融資産中、投資信託は2%しかありません)

投資信託は長期的資産形成のツールだと認識し、その正しい活用さえ行えればこんなに素晴らしい商品は無いと思います。是非、有効に活用する方法を考えてみてください。
2005-02-21 (Mon) | 大瀬将慶

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