社労士のススメ
よく初めてお会いする社長さんに「社会保険労務士って何やってるの?」、「社会保険や給与計算はウチの従業員がやってるから間にあってるよ。」と言われることがあります。
初めはなんて意識が低い社長なんだろうか、人事や労務のことに無関心すぎるのではないかとも思ったのですが、これが現実なのです。というよりも、われわれ社会保険労務士の出来ること、業務内容を知らない社長さんが多いのです。ただの手続き代行屋だと思っている方が多いのです。もちろん手続きの代行も重要な業務のひとつですが、社会保険労務士の行う業務はただそれだけではないのです。逆に、労使トラブルを未然に防ぐ方法や人材教育の大切さなど、社会保険労務士の扱う業務を少しだけ話してあげると、熱心に聞かれる方々、逆に質問してくる方々も多いのです。ただ、社会保険労務士の行っている「人」に関するコンサルタント業務を知らないだけなのです。10人、20人規模の零細企業の社長さんだって、考えてる人は考えてるのです。悩んでいるのです。それを私達が上手に聞き出してあげて応えてあげればいいのです。ただ、どうしていいか知らない、誰に聞いていいのか分からないだけなのです。
それもそのはずです。私の友人や親戚も、私の仕事って何やってるか分からない、社会保険労務士って名前は聞いたことあるけど・・・、といった認識度なのです。社会保険労務士自身が思っているほど、社会保険労務士って何をやっているかは一般的には知られていないのです。ということは、社会保険労務士自身がそのことをきちんと認識して対応しないと駄目だということです。少しでもマーケティング感覚のある社会保険労務士なら、その辺りは十分に認識できているはずです。まかりなりにも中小・零細企業のお手伝いをさせていただいている私達ですから、それ位の感覚は持ち合わせていたいものです。それに乗り遅れた社会保険労務士をはじめとした士業者は、世の中の流れの速さの中で、近い将来ポツンと取り残されることになるでしょう。頭の片隅のどこかに、我々はサービス業者だという感覚を忘れないで日々業務に取り組んでいきたいものです。
次回からは、社会保険労務士をもっと知っていただく為に、われわれ社会保険労務士がどんな仕事に取り組んでいるか、企業のお手伝いさせていただいているかをお話していきたいと思います。
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